6月27日月曜日の1~2時間目、こちらの小学校では、2度目の英語の授業です。前回の英語の授業で、すっかり人気者になったアンナ先生。児童生徒たちは授業開始から、緊張する様子もなくアンナ先生を囲んでいました。
今回のターゲット・ラングエージは「Where are you from?」5年生は都道府県名、6年生は国の名前について、答えます。ジャンケンや、カードを利用し、遊びながら、自然に英語を耳にし、口にし、身に着けていけるよう工夫されています。
授業の最後には「Bierki」というポーランドのゲームを紹介し、3人ずつのグループに分かれて遊びました。散らばったスティックの中から、他のスティックを動かさぬよう、1本だけを抜き取ります。集中力と観察力、考える力が必要になります。シンプルなゲームですが、児童生徒たちは真剣そのもの。あちこちから歓声が上がっていました。
コンピュータゲームに慣れている現代の子どもたちにとって、逆に新鮮なのかもしれません。
学校のある高台を、少しくだったところには、津波に襲われた家々があります。住めなくなった家から学校の校庭にある仮設住宅に移り住んだ児童生徒も多くいます。
英語の授業で、こんなにも子どもたちを夢中にさせ、笑わせ、元気な声をあげさせることが、できるのなら、また来よう。
そして、子どもたちと再会を約束して、学校を後にしました。
この日は隣町の小学校にて3~4時間目の授業を行うことになっていますので、駆け足で移動する必要がありました。