陸前高田市の小学校にて英語の授業を実施してまいりました。
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6月27日月曜日の1~2時間目、こちらの小学校では、2度目の英語の授業です。前回の英語の授業で、すっかり人気者になったアンナ先生。児童生徒たちは授業開始から、緊張する様子もなくアンナ先生を囲んでいました。

今回のターゲット・ラングエージは「Where are you from?」5年生は都道府県名、6年生は国の名前について、答えます。ジャンケンや、カードを利用し、遊びながら、自然に英語を耳にし、口にし、身に着けていけるよう工夫されています。

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授業の最後には「Bierki」というポーランドのゲームを紹介し、3人ずつのグループに分かれて遊びました。散らばったスティックの中から、他のスティックを動かさぬよう、1本だけを抜き取ります。集中力と観察力、考える力が必要になります。シンプルなゲームですが、児童生徒たちは真剣そのもの。あちこちから歓声が上がっていました。

コンピュータゲームに慣れている現代の子どもたちにとって、逆に新鮮なのかもしれません。

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学校のある高台を、少しくだったところには、津波に襲われた家々があります。住めなくなった家から学校の校庭にある仮設住宅に移り住んだ児童生徒も多くいます。

英語の授業で、こんなにも子どもたちを夢中にさせ、笑わせ、元気な声をあげさせることが、できるのなら、また来よう。
そして、子どもたちと再会を約束して、学校を後にしました。

この日は隣町の小学校にて3~4時間目の授業を行うことになっていますので、駆け足で移動する必要がありました。

 
陸前高田市へ行ってまいりました。今回も、キリガヤさんの被災支援活動に同行させていただきました。
 
仮設住宅では、洋服ダンスさえもなく、扉ではなくカーテンで仕切られた押し入れが唯一の収納スペースです。支援物資などにより、少しずつ増えていく物が雑然と床に置かれ、住む人の居住空間を圧迫していました。屋根裏がない仮設住宅では、押し入れの上部には広いスペースがありますが、そこまで高く物を積み上げられるわけもありませんでした。
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http://mainichi.jp/photo/news/20110627k0000e040008000c.html

天袋の場所に位置する棚の設置は、きっと仮設住宅にお住いの皆様に重宝されることでしょう。
また、無機質な素材で作られている仮設住宅の中で、棚板の木材は、木の香りとも相まって、なんとも温かみが感じられます。

大工さんたちは、事前に準備した資材をトラックに積み、逗子を土曜日の夜遅くに出発。朝8時ころに被災地に到着し、すぐに作業を始められました。
この日はあいにくの雨。外に張られた小さなテントの中で、棚板を濡らさぬよう作業をされた大工さんたちは、レインコートの中まで雨と汗でびしょ濡れでした。

今回、96戸のお宅に棚板を設置するために熟練の大工さんたちが黙々と作業に専念されていました。
翌日も午前中に作業を続け、昼過ぎに被災地を出発し、逗子へは夜11時ころに到着しました。
本当に、お疲れさまでした。



今回のキリガヤさんの支援活動が毎日新聞に掲載されました。

写真に写っているお宅は、家族9人で、仮設住宅にお住いなんです。
ご家族みんなが大の字で寝られるようになったでしょうか?
 
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 東日本大震災の被災地の子どもたち支援を目的とした、チャリティ・イベントにご協力をいただきまして、ありがとうございました。活動の主旨をご理解いただき、ご厚意をいただきましたことは、大変ありがたく感謝にたえません。

 おかげさまで、多くの方々にご賛同いただきまして、支援金総額は105万円に達しました。うち、90万円を被災地で子ども支援の活動をされている大船渡市の大洋会様へ支援させていただきました。


寄付の領収証と、お礼のお手紙をいただきましたので報告申し上げます。

 
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5年生、6年生以外の全学年の児童にも、愛の袋を直接お渡しすることができました。児童生徒の学年ごとの男女数の情報を事前にいただけていたので、袋の中身も、きっとそれぞれの皆さんに、喜んでいただけたことと、思います。
手渡しするときは、もちろん、英語でのコミュニケーションです。ほんのわずかな言葉のやり取りですが、子どもたちは、はつらつとした元気な笑顔で教室へ戻っていきました。




 
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5月30日(月)。陸前高田市の小学校にて5年生、6年生を対象に英語の授業を実施しました。


私たちの実行委員会の代表である井上アンナは鎌倉の小学校、中学校でALTとして英語を教える仕事をしています。被災地で、もっとも必要とされている支援を提供したいと、いう彼女の熱意と、キリガヤさん、他、多くの方々の協力により、英語の授業による、子どもたちとの交流の機会を得ることができました。

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アンナ先生による英語の授業は、子どもたちが楽しみながら英語を習得できるように効率よく工夫されています。授業の始まりでは、やや緊張していた児童生徒たちでしたが、次第に授業に引き込まれ、最後には「もっと、英語を勉強したい!」と、名残惜しそうでした。
5年生と6年生の皆さんには、授業時間の最後に愛の袋をお配りしました。鎌倉子どもチャリティ・イベントで、多くの方々の善意により集められた物資であること、袋の中身は、それぞれ異なることを説明しました。均一でない袋に入っていた中身を交換し合う交渉も、子どもたちにとっては楽しみの一つになるようです。

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授業の最後に、子どもたちから歌のプレゼントがありました。

「翼をください」 歌詞より

今、私の願い事が、かなうならば、翼が欲しい
この大空に翼広げて飛んでいきたいよ
悲しみのない、自由な空に、翼はためかせ、行きたい





女子:男子=1:5
という、割合での、ボーイ・ソプラノを活かした素晴らしい合唱でした。中には肉親を亡くしている児童もいます。
その美しく澄んだ歌声に、その場にいる私たちは笑顔でいる努力を惜しみませんでしたが、こぼれてしまう涙を止めることは、できませんでした。

 
第2回めの被災地支援の報告となります。
今回は、以前から私たちの活動にご協力いただいている、株式会社キリガヤさん(逗子)を主とした被災地支援活動に同行させていただきました。
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5月28日(土)午後11:00に逗子から出発しました。
29日(日)午前9:00ころ、陸前高田市内の小学校の校庭に並ぶ仮設住宅に到着。その後、キリガヤさんチームのお昼の炊き出しのお手伝いをしました。

メニューは焼き鳥と、フランクフルト。おみやげに、逗子の村松商店さんの玉こんにゃくと、便利なエコバッグ、お菓子などです。96戸の仮設住宅にお住いの皆様に、とても喜んでいただけたようで、何より嬉しいことでした。

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ここの仮設にお住いの皆さんは、ほんの少し前、避難所から越してきたばかりだそうです。4畳半2間とキッチンの住宅に家族9人で暮らしているお宅もあれば、高齢で一人住まいの方もいらっしゃいます。
住民同士の関わり合いはまだ、少ないようすで、この日は小雨交じりで肌寒かったこともあるのでしょうが、食べ物を受け取ったみなさんは、個々の住宅に戻られ、玄関の引き戸を閉じてしまいます。
住民の皆さんが共に会話をしながら食事を楽しめるようなコミュニティ・スペースが、今、早急に必要されているものだと思います。

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キリガヤさんの陸前高田支援のキッカケとなり、支援のための手助けをしてくださっている女性の仮設住宅にお邪魔しました。心優しく気丈な素晴らしい方で、震災後、避難所でリーダーシップをとり、被災したみなさんのためにご尽力されていました。ですが、ご自身もご主人を津波で亡くされています。被災した人が被災した人を支えていくことの大変さを思うと、胸が詰まり、かける言葉もなくしてしまいます。



がれき撤去の自衛官の方たちが、がれきの中から写真を選り分け、その場所に取り置いてくれるのだそうです。そして通りがかりにそれらの写真を見た顔見知りが、ご本人まで届けてくれるそうです。津波による塩や泥に傷つけられた写真の中には、みなさんがあの日、一瞬にして失ってしまったものが眩しいほどに輝いていました。
 
生徒一人一人に、世界中から集まった手作りのカードといっぱいのプレゼントの入った『愛の袋』を手渡しました。
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小学校の校長先生の陸前高田市のお住まいもこの震災で流されたそうです。その他、教職員の方々の中に家を流されたり、ご家族、御親戚を無くされたりした方もいらっしゃる状況の中、子供たちの為に頑張っていらっしゃります。

そんな大変な状況にもかかわらず、今回こうして暖かく迎えていただいたことに心から感謝いたします。


2泊した神社では毎朝 7:30~8:00、道路脇で通学する子どもたちの出迎えをしました。
  今、神社前の道路は毎朝午前6時ごろから復興のための大渋滞が続いています。その道に押しボタン式信号があるのですが、道を渡るため信号を変えた子供たちは皆、渡り終わった後に待ってくれている車に向かって「ありがとうございました」と一礼していきます。その後、学校に向かって坂を登って行く姿を見ながら、私たちが忘れかけている懐かしいものが生きている姿に心が動かされました。

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人と人との繋がり、コミュニティーの大切さ、過去の人々の経験と叡智を学ぶ事の大切さ(漁師で画家の方を訪ねましたが、その海辺の町には、津波への警鐘をならす先人達が残した石碑があるそうです。その石碑の伝えていたところまで今回津波が来たそうです。)、生きるための教育、いのちの大切さ、防災訓練の大切さ、学ぶこと、考えさせられることの多かった4日間でした。
 東北の人たちの忍耐力、底力、暖かさ、優しさに勇気づけられた貴重な体験でした。
  東北の美しさ、日本の美しさを無くしてはいけない、これからも時間をかけて出来る事をしていきたいと思います。

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Heart One!!
 
南三陸、気仙沼を通って、最終目的地の陸前高田の矢作町に向かいました。津波の被害を受けた街並みが延々と続きます。 
海岸沿いに数万本の松が並んでいた陸前高田市の高田松原の松の中で、一本だけ残った松。今、復興のシンボルとなっているそうです。
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陸前高田市では、実行委員の親戚の神社に泊めてもらいました。
今回の訪問では、神社の裏の高台にある小学校、近くの保育園に愛の袋を届け、ワークショップを行わせていただきました。
神社は、陸前高田市の海岸から8kmほどの所にありますが、川を上ってきた津波はちょうど神社の50メートルくらい前まで流れ込み、小学校では、避難した子どもたちが校庭から家や車が流されていく状況を見ていた所です。
   保育園、小学校を訪ねる前の晩に、全校生徒一人一人の名前を書いたメッセージと、潰れやすいお菓子類などを袋に追加する作業をしました。その際に、学年、性別に合わせて、メッセージや愛の袋の中身を再確認しました。


まず、午前中に保育園を訪問しました。
  現在、保育園には、津波で流されてしまった保育園に通っていた子供たちも来ているため、職員室、園長室も全て保育室に使われていました。 2歳~5歳くらいの幼児たちに愛の袋を渡した後、長いロールの紙にハートの絵を描くワークショップをしました。

終わった後全員で構内を一列になって汽車ごっこ行列をしました。

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午後に、小学校を訪問しました。小学校の校庭には仮設住宅が建設され、訪問した当日が、入居者を選ぶ抽選の日でした。

小学校では、全校生徒が体育館に集まってくれました。
  体育館の舞台の上、横の壁に5月3日の鎌倉でのイベント時に皆で製作した長い絵(メッセージ)を飾りました。
   簡単な導入体操をした後、広い床に敷いたブルーシートの上で8つ切りの画用紙に、楽しい気持ち、夢、未来、描きたい事、というテーマでスタート。画材はクレパス、マジック、染料。『描きたいことを自由に、上手に描かなくてもいい、』ということで、開放感を体感していた感じ、 終わった後はとても楽しそうな顔をしていました。
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